新米ママ、初めてのオーストラリアライフ

オーストラリア メルボルンで子育てをしている主婦のブログ

コロナウイルス対策下での生活の変化

メルボルンに来て早2ヶ月が過ぎましたが、

コロナウイルスの広まりとともに町の様子や生活に変化が出ています。

現状の国の対策とともに、私の住む町が現在どんな状態かをまとめてみました。

※住んでいるのはメルボルンから車で20分ほどの郊外です。

 

オーストラリア政府が打ち出している対策

現在コロナウイルス拡大を食い止めるために、

オーストラリア国内ではどんな制限や対策がされているのでしょうか?

(括弧内の日付は適用された日)

  • (3月15日)全ての海外から豪州への渡航者は14日間の自己隔離
  • (3月20日)豪州人及び居住者でない全ての者に対して国境を閉鎖
  • (3月23日)必要不可欠でないサービスの停止
    (1)パブ,クラブ(併設の酒屋を除く),ホテル(宿泊施設を除く)
    (2)ジム,屋内スポーツ施設
    (3)映画館,娯楽施設,カジノ,ナイトクラブ
    (4)レストラン及びカフェ(持ち帰りと宅配は除く)
    (5)宗教的な集会及び礼拝場及び葬儀場(閉鎖されたスペース。また,ごく少人数で,4平方メートルあたりに1人の規則が適用される場所を除く)
  • (3月24日)ビクトリア州は休暇が前倒しになり学校が休校
  • (3月28日)豪州国外から国内の空港に到着する者は全員、到着空港がある都市のホテル等で自己隔離
  • (3月30日)買い物や通勤通学を除き、自宅での待機を強く要請
  • (3月30日)屋外・屋内含め家族以外との集会は2人(自分以外1人)に制限
  • (3月30日)プレイグランド,スケートボード場等閉鎖
  • 入州規制の適用(南オーストラリア州タスマニア州:入州者は2週間の自己隔離、クイーンズランド州西オーストラリア州:州境閉鎖、北部準州:入州後宿泊施設にて強制隔離)
  • コロナウイルスの影響を受けた経済的困窮者の事業用及び居住用の賃借について,今後6ヵ月間にわたる立ち退きの猶予を与える措置に合意
  • コロナウイルスに関する情報アプリとWhatsAppのチャンネル(aus.gov.au/whatsapp)の立ち上げを公表

参考:在メルボルン日本国総領事館

 

 

買い物以外は基本的に家で過ごしています

上記のような制限があるので、食料品を買いに行く以外は基本的に家に引きこもっています。

息子と遊んだり、Youtubeを見てヨガやエクササイズをしたり、部屋を片付けたり…

とはいえ、家にいるからたくさん時間があるだろうと思っていても、大して何もせずに一日が終わっている気がします。

 

ちなみに今は可能な限り在宅勤務が呼びかけられているので、

夫も3月中旬から自宅で仕事をしています。

PC用の机を買っておいてよかった(東京にいたときは狭くて置くスペースがなかった)。

 

そんなことはさておき、町の様子はどうでしょう?

 

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1.5m毎に線が引かれています

スーパーマーケットの様子

うちでは、家から一番近いWoolworthというオーストラリア最大手のスーパーマーケットを利用しています。

コロナ対策が取られるようになってからはこんなところが変わりました。

  1. トイレットペーパーが棚から消えた!!
    これは一番初めに起こった現象ですね…どこの国でも変わらないことにびっくり。
    まだ感染者が少なかった3月初めにニュースで買い占めの様子が報道されたら瞬く間になくなりました。4月に入ってからもいまだに棚は空っぽです。

  2. 品薄のものが増えた!!
    トイレットペーパーの次に、炭水化物(米、パスタ、小麦粉)、肉、卵の順になくなっていったように感じます。
    現在は購入制限がかかっていて、米は一回の買い物で1袋まで、肉は1kgまでになっているので、品薄状態は解消されています。卵はまだ棚に少ししかない時があるかな。

  3. ソーシャルディスタンシング(social-distancing)の表示がされるようになった!!
    人と人との間を1.5m以上あけなければいけないsocial-distancingが呼びかけられてから、スーパーマーケットのレジに並ぶ列に一定間隔ごとに線が引かれるようになりました。並ぶ時はその線で待たなくてはいけません。
    これは、さまざまなお店で見かけるようになりました。

  4. 入口にウエットシートが置いてある!!
    お店に入口にカートや買い物かごを拭くためのウエットシートが置かれるようになりました(もしかしたら今までもあったけど気づかなかっただけかも?)。
    使わない人もいますが、見ている感じだと半数以上の人は使っている気がします。

  5. 手袋をしている人が増えた!!
    日本では感染予防というとマスクが一般的ですが、こちらは手袋をしている人が増えました。店員さんや、買い物客でも使い捨ての薄いゴム手袋をしています。

 

感染予防の方法がおそらく日本と違っていますよね!
マスクはあまり効果がないというのが今回よく聞くようになりましたが、手袋はどうなんでしょうね。
そのほかのお店では入口に消毒用のサニタイザーが置いてあったり、入口と出口を分けて近くですれ違わないようにしているのも見かけました。

 

その他の町の変化

スーパーマーケットと家との往復ばかりしているので、

その他のことに詳しくありませんが、家の周りで変わったかなと思うのはこんなところです。

 

  1. バスに乗っている人が少ない!!
    在宅勤務や学校休校の影響が大きいと思いますが、家の目の前を通っているバスにはほとんど誰も乗っていないことが多いです。あとは公共交通機関より車を使った方が安心というのもあるかもしれませんね。

  2. 公共の施設が閉まってしまった!!
    家で過ごすのにたくさん本を借りておこう!と図書館に行ったらしばらく閉館との表記が!
    あとはコミュニティセンターも閉まってしまいました。息子は週に2~3回コミュニティセンターでやっているプレイグループ(赤ちゃん、子ども向けに遊ぶ場所を提供してくれるコミュニティグループ)で遊ばせていたので、しばらくそれもお休み・・・。

  3. 公園にいる人が増えた!!
    たまに天気が良い日に息子を連れて外を散歩することがあります。
    そこで近くの公園を通ると、いつもはがらんとしているところなのに散歩していたり、ランニングしている人の姿が目立つような気が・・・。ジムは閉まっているし、子どもを遊ばせるところも軒並み閉まっているので、行けるところといえば公園になるんですかね(笑)

 

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ビーチも閉鎖されていました

 

以上が、メルボルン郊外に住む私の周りの環境の変化です。いかがでしたでしょうか?

 

入国規制や自己隔離、ソーシャルディスタンシングの効果か、4月4日現在で新しい感染者と回復者の数が同じくらいになってきたようです。

この調子で早く感染が収まりみんなが普通の生活に戻れるといいなぁと切に願っております・・・